AutoStoreを初めて導入

ノルウェーのElotec社は、商業施設、工業施設、農業施設向けにさまざまなセキュリティ機器を製造・提供しています。また、住宅市場にも進出しており、同社の満足している顧客の中にはアパートと個人住宅の両方の住宅所有者が数多くいます。

1992年に設立され、オスロの北のオップダールに本社を置くElotec社は、ヨーロッパで最も急成長しているセキュリティ企業です。同社は、ドイツと北欧の広範な正規販売店ネットワークに製品を提供しています。 

Elotec社のチームは、火災・盗難警報器、非常用照明、カメラ監視装置、電子消火装置などのあらゆる製品を顧客に提供しています。また、教会や密集して建てられた古い木造住宅への防火対策も得意としています。

Elotec社は、センサー技術を用いて室内の動きを測定・解釈する革新的な製品であるElocareもを製造しています。この製品は、呼吸などの特定の活動が停止したり、一定の閾値を下回ったりすると、ユーザーに警告を発します。Elocareは、医療現場や刑務所などでよく使用されています。

{{quote}}

AutoStore 自然な選択

Elotec社は、製品開発とあらゆる面でのテクノロジーの活用の両方において革新的であることで知られています。 

It therefore comes as no surprise that it was the first company in the world to install the AutoStore system, empowered by Element Logic, in 2005 to automate its warehouse. This installation, in essence, pointed the way to the future for warehouses around the world.

Elotec社のマネージングディレクターであるJan Kleven氏は、「当社は適応性と革新性を重視しており、（このシステムは）当社のお客様に日々メリットをもたらしています」と述べています。 

ピッキングの正確性が重要

セキュリティ企業としてピッキングの正確さは不可欠です。それがEllotec社がAutoStore を選んだ主な理由の1つです。

「Elotec社は人の命や貴重な資産を守るテクノロジーを提供しています。そのためには、信頼性の高い効率的な配送を行うことが重要です。当社の煙感知器は外見は同じでも品質が異なるものが多くあり、手作業では間違ったものをピッキングしてしまうことがよくあります。ピッキングミスは致命的な結果を招く可能性があります」」とKleven氏は続けます。

彼によると、一部の従業員は当初この新システムについて懐疑的であったとのことです。彼は、そのような従業員に対し、2007年になってもまだそう感じるのであればブルドーザーでAutoStoreグリッドを破壊すると約束しました。幸いなことに、その必要はなく、会社の継続的な成長に対応するために2019年にシステムのアップグレードを行いました。

Elotec社のAutoStoreシステム

Elotec社の倉庫のAutoStore グリッドは、面積が164平方メートル（1,765平方フィート）あり、5台のロボット、5,966本のビン、3つのConveyorPortが設置されています。

アップグレードが行われた2019年、Element Logic社は最新版のサービスメザニンを特注し、元のAutoStoreグリッドに設置しました。その段階で、システムは導入されてからすでに14年が経過していました。 

チームは、オペレーターポートとロボットをアップグレードし、新しいソフトウェアをインストールしました。しかし、2005年に設置された元のグリッドとビンはそのまま残されました。

企業のAutoStoreシステムは、規模の大小にかかわらず、その動作原理は同じです。

• ロボットはアルミ製のグリッドの上を移動し、長いグリッパーを使ってリクエストされたビンを下から引き上げます。 
• システムは、特定の注文に不要なビンを、その時点で空いている周囲のスペースに配置します。 
• ロボットが正しいビンを回収すると、別のロボットが移動されたビンをグリッドの元の位置に戻します。 
• 最後に、特定の注文に必要な商品がピッキングポートに送られ、そこでラベルが貼られて出荷されます。
  

AutoStoreがElotec社にもたらしたメリット

同社は、ダウンタイムの排除、ピッキングの正確性の向上、顧客満足度の向上、配送時間の短縮など、AutoStoreの導入からさまざまなメリットを享受しています。

Elotec社のロジスティクスマネージャーであるRoger Furnes氏は、「2005年に最初のロボットを導入して以来、システムに問題が発生することはほとんどなく、ダウンタイムもほとんどありません」と述べています。 

「当社は競合他社よりも早く、正確にお客様に商品をお届けしています。当社はそれを誇りにしています」と彼は続けます。