コントローラー

常に事態を把握する頭脳

すべてを記録

コントローラーはAutoStoreの頭脳です。ビン、ロボット、ポートのそれぞれの位置をすべて把握し、常にAutoStoreのコマンドセンターとして機能します。

効率性

トラフィックコントロール

コントローラーは、倉庫管理システムからのオーダーを処理し、タスクを割り当てます。AutoStoreソフトウェアを使用してロボットにタスクを送信し、ビンを見つけて回収するよう指示します。AutoStoreソフトウェアプラットフォームのRouterを使用してロボットが通るグリッド内の経路をプロットし、ロボットの位置と経路を常にリアルタイムで調整します。

ソフトウェア

Router™でロボットの効率を最大40%アップ

Routerは高度なコンピューターアルゴリズムを利用して、AutoStoreロボットの最も効率的な経路を常に計算し、リアルタイムで再計算します

ルーターソフトウェアは秒ごとにオペレーションの変化を分析して対応し、フルフィルメントプロセスを加速させ、オーダーの流れを最適な状態に維持します。このようにして、システムは新しいオーダー、オーダーのキャンセル、作業員の移動といった外部の変化を処理して対応することができます。

加速度

常に稼働

コントローラーは計画したタスクをロボットにスケジューリングして、高度な交通警察のような役割を果たします。ビンとロボットの位置を常にリアルタイムで記録しています。また、ロボットのエラーが発生した際には、XHandlerを使用して診断トラブルシューティングを実行し、システムの稼働率を大幅に向上させます。

99.7%の稼働時間

コントローラーが最適なパフォーマンスを維持

10倍のパフォーマンス

AutoStoreによって必要な労働者の数が大幅に減少

事態を把握

このシンプルな箱の中にAutoStoreのコマンドセンターが入っています。コントローラーモジュールには、インフラストラクチャーへのネットワーク接続、ネットワークスイッチ、コントローラーPCが含まれています。これらがネットワークへの物理的なインターフェースとして機能します。サービススタッフに高度なアクセスコントロールを提供することで、タスクの計画とスケジューリングを簡素化します。

4
X

処理能力

Routerによって総処理能力が4倍に
2
X

ワークフォース

Routerによってロボットの能力が2倍に

技術仕様

測定

幅:550mm(1.8フィート)/長さ:600mm(1.9フィート)/
高さ:705mm(2.3フィート)

動作温度

2°~35°C(35°~95°F)

動作湿度

40~90%(結露なし)

重量

70kg

電力

230V/50Hz

消費電力

150W(通常動作時)、最大1,000W

よくある質問

既存ソフトウェアのエンタープライズリソースプランニング(ERP)や倉庫管理システム(WMS)をAutoStoreで使用できますか?

AutoStoreには、AutoStoreとWMS(ピッキング/入庫、ポートオペレーション)間の通信のためのさまざまな標準インターフェース(API)が用意されています。

AutoStoreは障害に備えてすべての情報を記録しますか?また、記録した情報はどのように整理されますか?

はい、すべてのアクティビティとその他の障害が記録され、追跡可能です。WMSはログパブリッシャーを介してすべてのビンを追跡できます。お客様は、WMS内でビンの内容物を管理し、すべての重要なデータをバックアップする必要があります。

夜間準備の実施は可能ですか?

夜間準備とは、お客様が翌日のオーダーを満たすために必要なビンの数をすべて、あるいは一定数だけ把握している場合の戦略です。

オーダーは前日の夕方にはすでにシステムに入力されているので、お客様は夜間にあらかじめビンを調べておくことでメリットが得られます。把握しているビンの数が多いほど、夜間準備と新しいビンの配分がうまくいきます。

この戦略は、夜間にロボットが十分な充電を得られる限り可能です。夜間に何か問題が発生した場合に備えて、スーパーユーザーを常駐させておく必要があるかもしれません。

予測は可能ですか?

予測とは、過去のデータ(数日前や数年前からの統計)をもとに、翌日のビンの使用量を予測するためにお客様が使用する戦略です。

これは、夜間に一定数のSKU(ビン)を準備することで、翌日のピッキング作業開始の際に、実際のオーダーと予測のビンをうまく一致させるという考え方です。ここで重要なのは、予測が有益であるのは、予測のヒット率が極めて高い場合に限定されるということと、お客様の倉庫管理システム(WMS)が予測戦略の鍵になるということです。

ピッキングリストを変更することはできますか?

はい、すでにAutoStoreに転送されたタスクやタスクグループの変更は可能です。ただし、それぞれの変更は、後でシステムの速度と効率性に悪影響を与える可能性があります。システムがそのビンを準備するためにロボットのリソースをすでに使用している可能性があるためです。

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