ケーススタディ

Elektroimportøren

倉庫自動化がElektroimportørenの成功につながりました

Norway
業種
小売
パートナー
Element Logic社
目次
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倉庫の自動化は、電気機器を販売しているElektroimportøren社にとって当然の選択であり、同社が6年間で売上高を4倍に増やすのに役立ちました。

< 2
ROI
500
sqm
グリッドでカバー
12
ロボット
11
K
ビン

Elektroimportørenのように企業の成長が著しい場合、その急拡大に伴い、取締役は単価を上げずに物流の根本的な決断をすることが求められます。Elektroimportøren がこの課題に直面したとき、同社はElement Logicが提供するAutoStore™と提携することを選択しました。

Elektroimportøren社は、家庭内の電気設備用の機器を販売するノルウェーの成長企業です。法人市場と個人顧客の両方に対応しています。2014年以降、同社の売上高2,200万ドルから昨年の1億1,200万ドルへと伸びています。

Elektroimportøren社の物流担当ディレクターであるAndre Swensen氏は次のように述べています。「これは、当社が市場セグメントのニーズを満たしていることを示しています。しかし、このような急成長によって物流面での課題が生じています」。

より大きなスペースが必要

2017年、同社はより大きなスペースを必要とし、同年3月により広い倉庫に移転しました。新しい倉庫は10月までに稼働を開始する必要がありました。

「売上の増加とともに単価が上がっていくのを防ぐために、工夫が必要でした。そこで、倉庫の自動化を検討することになったのです」とSwensen氏は付け加えます。

倉庫の従業員の1人が、AutoStoreの自動化について調査することを提案しました。調査の結果、Elektroimportørenはシステムの導入を決定しました。

現在、倉庫の自動化システムは、12台のロボットで500平方メートル(5,382平方フィート)をカバーしています。合計10,750個のビンが13,750個のスポットをカバーし、これらのビンがが4つのワークステーションに供給されています。Elektroimportøren社は、この比較的小さなシステムに倉庫の全ラインの85%を保管しています。

Swensen氏は言います。「AutoStoreシステムを選択して導入したことによるメリットは数多くあります。効率が上がっただけでなく、消費電力も少なく済みます。費用対効果も優れています。収益の増加にも寄与していますし、スタッフにとってもメリットがあります」。

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スタッフにとってのメリット

このシステムのおかげで、体力のあるスタッフだけでなく、さまざまなスタッフが倉庫での作業を楽しめるようになりました。Swensen氏によると、このシステムによってスタッフの身体的負担が軽減され、職場の人間工学が改善されたとのことです。

1台のワークステーションに1人の作業員を配置することで、ソーシャルディスタンスの推奨事項に従うことも容易になりました。また、このシステムは、倉庫内を走り回るトラックよりも騒音がはるかに小さいため、作業条件も改善されました。

AutoStoreシステムは安全性にも優れています。スタッフが運ぶ商品の量が格段に減り、ロボットが商品を投入するワークステーションのビンには緊急停止装置がついています。これは触れるだけでシステムが停止する仕組みで、下敷きになって怪我をする可能性を防ぎます。

効率性の向上と収益の増大

チームがAutoStoreシステムを検討したところ、導入を検討していた他のシステムに比べてシステムの消費電力が10分の1であることもわかりました。

「AutoStoreが電力を必要とするのは、ロボット充電ステーションとピッキングステーションだけです。大きな電力を必要とするパーツは他にはありません」。

多くのロジスティクス専門家は、自動化と、多数のセンサーや壊れやすい部品による故障について心配しています。

「しかし、このシステムは、たとえロボットの1台が停止しても機能します。実際、12台のロボットのうち5台が停止してもシステムは機能します。スマートでコンパクトな収納システムとその上を走行するロボットにより、中断が最小限に抑えられます」とSwensen氏は付け加えます。

電子倉庫管理システムでは、ERP(Enterprise Resource Planning)を使用してワークステーションとAutoStoreの間 、およびERPと倉庫内の他の場所との間の通信を行っています。

Swensen氏は、ERPと倉庫内の他の場所の間の効率的な通信の結果、収益が増加したときの変動の減少についても触れています。

導入コストについてはどうでしょうか。「回収までに少なくとも3年はかかると予想していましたが、結果的には2年足らずで回収できました」。

システムの機能

「簡単に言うと、オンラインストアで注文が入ると、ロボットが商品を探し始めます。ワークステーションに人員が配置されると、ロボットは適切なビンを見つけて回収し、シャフトを伝って正しいピッキングステーションに送ります」とSwensen氏は説明します。

従業員が注文を要求すると、注文内容が明記された輸送シールがすぐに印刷されます。従業員は商品を箱に詰めて、そのまま集配車に乗せます。

グリッドに16層のビンがあっても、ロボットは適切なアイテムを素早く取り出します。

「AutoStoreは、予約された商品が自動的に上から2~4層に配置されるようにします。ロボットは人間と違って決して作業を止めません。時間外でも注文が入ると、システムは従業員が姿を見せる時間まで、正しいビンが最上層の近くに配置されるようにします」。

整備時間がシステムの出力に影響を与えることもありません。このシステムには中2階のサービスエリアがあり、そこで倉庫業務に支障をきたすことなくロボットのオーバーホールを行うことができます。

Swensen氏は次のように述べています。「当社の施設で大きな変更を行うことはありません。ビジネスは、たとえ大きな初期費用がかかりそうに見えても、常に拡張を念頭に置いておかなければなりません。AutoStoreは当社にとって正しい選択でした」。

「AutoStoreは経費ではなく投資であることにすぐに気付きました。」

André Swendsen
ロジスティクス担当ディレクター

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